「職人の音の世界」徳島の職人の仕事を見てください
投稿日: カテゴリー: つくる日記業務

樫本:
いかがでしたでしょうか?
徳島の伝統工芸品、沢山あるでしょう?

徳島の伝統工芸品に興味を持ってもらい、より身近に感じてもらえるように、
サンプリングミュージックとしてPR映像にしてみました。

今回は、その映像制作について少しだけ・・・

とはいえ、わたくし樫本は音楽の知識なんてこれっぽっちもありませんので(汗)
音楽の得意な大下さんにミュージックの部分を作ってもらいました。

大下:
ご紹介に預かりました、大下です(^^)/

今回の4KPR動画制作に当たって
「伝統工芸の作業中の音を集めて曲にする」
という部分を任されてしまいました(汗

実際、今まで映像の編集なんてしてこなかった私にできるのかっ!?
とかなり不安に思ってました。
特に、編集ソフトPremiereの操作です。

でも、みんなから説明をうけて、
カット、コピー、ペーストというめっちゃめちゃ初歩的な操作を教えてもらい・・・
いざ制作スタート!!

とりあえず、鍛冶屋の音など分かりやすくリズムを刻んでいる音をコピペし
2小節分を作ってみました。

img1s

(ガリッ、カン、カン、カン×2)
1フレーズ出来て喜ぶ、私<ワーイヽ(^。^)ノ>

でも、
はて、
さて、
どうしようかと悩みまして・・・
テンポを固定した方が作業しやすいと思い1拍を1秒として作ると決めました。

各所の音を、1秒・2秒・4秒と切り、基礎となる小さな素材をたくさん作り
その音を組み合わせて、口ずさみながら、イメージしながら作っていきました。
画の事も考えて、各所の音がまちまちに出てくるようにも意識して並べていきました。

img2s

(並べきった音はこんな感じ)

私のお気に入りは、サビ前の水琴窟(すいきんくつ)の音(43秒~)です。
サビで盛り上がる前の静かさと、音そのものの響きが好きですね。

音楽は元々好きで、大学時代も習ってたりしましたので
曲を作る事自体はできるかなぁ~と思っていましたが
撮影してきてくれた場面から良い音を探し、
限られた音の選択肢の中で作成するのは
私の処女作としては結構難易度高めでした(笑)

その後、その音に合わせて映像を付けてくれた
樫本さんはもっと大変だったのではないかなぁ~と思います。

それでは、ここから樫本さんにバトンタッチ!

樫本:
バトンタッチされました、樫本です(笑)

映像を付けるのは、確かにこまごました作業ではありましたが、
映像を付けるより大変だったことが…

実は、大下さんが頑張ってくれた音楽ですが、
尺の関係で、後半2小節くらい

勝手に削除しました。

申し訳ない。。
本当に、心苦しさが大変でした…(笑)

映像を付けるときは、大下さんが入れてくれた音の波形に合わせて、
音がずれないように映像を貼っていきました。

img3

こんな感じ
そして、いらない方の音声を消します。
音を作る段階で、画の事を考えて作ってくれていたので、
いろんな角度からの職人の手仕事が入れ込めたのではないでしょうか!?
img4s

大下さんも書いていましたが、
サビ前の水琴窟の部分は私も気に入っています。
あと、映像では火花が飛び散っているところ!
綺麗じゃないですか?(*^^*)
img5s

もっと、いろんな作業工程の画を、音を、綺麗に撮影できていれば…
という反省点はありますが、
(きっと、あの撮影内容から音を抽出するのは大変だったと思います(笑))

この映像を見て、少しでも徳島の工芸品に興味を持ってもらえればと思います。

文/樫本郁実・大下理恵