注意して!水の事故
投稿日: カテゴリー: お知らせ自然

夏休みで水の事故のニュースを毎日のように聞きます。
私もこの前、川に飲み込まれたので、その時に感じた自分なりの注意点をまとめました。

IMG_3022

【事故を防ぐ】
8/6(木)、川に飲み込まれました。
川の流れを撮影中に流されてしまったGoProカメラを探してて、この水流に飲まれて、下の滝壺に吐き出されました。
ビビったけど、流されている途中も冷静に対処できました。
(昔は海・川でよく遊んだので、ある程度の耐性はある)
幸いにも大したケガなく済みましたが、翌日も川を捜索してて、ホンマに危ないことを再認識しました。
(ちょっとナメてたので、ここであらためて)
IMG_3021

・上から見て流れていないようでも、中はしっかり流れている
 →歩くだけでも足を取られます。
・ひざ下の水位でも、体全体が浸かると、あっさり流される
 →こけたら、あっさり流されます。
・30cmくらいで流れは全く変わる
 →その場に流れがなくても、一歩踏み出せば足を取られる。
・強い流れの側には、絶対に近づかない
 →流れが弱いところから行けるとこまで行って引き返そう と思っても、絶対に戻れない!
大人でも危ないので、子供はなおさらです。
みなさんご注意ください!
子供を遊ばすときは、もちろん十分注意が必要ですが、
とにかく子供より下流で見守るのが重要です。
(上流だと間に合わない)

GOPR5753.00_01_15_27.Still007

【流されたとき】
川の急流に飲み込まれた時、水の出口(滝壺)がどんな感じか知っていた事もあって、かなり冷静に対処できました。
その時に水中で気をつけた事。
1:体を丸くする
  (多少ぶつかっても、頭手足の大ケガを防ぐ)
2:息をしっかり止めて、吐き出さない
  (水中にいる時間が多少長くなっても溺れないように)
3:強く流されているときはジタバタせずに流れに身を任せる
  (水の力は凄すぎるので、ムダな体力を使わない、浮かび上がってから頑張る)
という点です。
GOPR5753.00_04_55_26.Still010

今回、水に飲まれていた時間は5秒〜10秒程度だったと思います。
これまで、海の磯などで何度か水流に飲まれたことがあるので、その体験からの自分流の対処方法です。
(どれも10秒程度かと思いますが、それでも下手すると死ぬなぁと)
もし万が一、波や水流に飲まれたら参考にして下さい。

川や海で遊ぶことは本当に楽しいし、いい経験にもなります。
でも一歩間違えば命に関わるので、いつでも充分注意して遊んでくださいね。
特に子供連れの親のみなさん、気を付けてあげてください。

文/谷脇研児