おとなカタログ#1@佐那河内小中学校
投稿日: カテゴリー: イベント

お久しぶりです。谷脇です。
えんがわオフィスでは、先日より新しいプロジェクト「おとなカタログ」を始めました。

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これは子供たちが、いろんな仕事をしている大人に会って語ることで、夢の選択肢を広げることを目的とした授業です。
(基本的には、小中学校で「総合」教科2コマを使って行うキャリア教育の授業です。)

7/14(金)、神山町のお隣の佐那河内村にある小中学校で初めてこの授業を行いました。
ここは小学校と中学校が1つの校舎で学んでいて、職員室も1つにまとまってます。
きれいな校舎のきれいな音楽室で、小6と中1の2学年35名への授業です。

講師は、
佐那河内の建築家の島津臣志さん(島津臣志建築設計事務所
カルチャースクール経営の永山愛さん(エミール カルチャー&マルチスペース
プログラマーの辰濱健一さん(Sansan株式会社
の3人で、最初は順に自分の仕事についての授業(各15分)をしてもらいました。

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次は3グループに分かれてワークショップ30分。
各講師が考えてきた、そろぞれの仕事のエッセンスを感じられる課題を、小6・中1入り混じってワイワイと。

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島津さんは、実際に行う建築の仕事から、ある場所に建てる小屋を設計する(どこにどんな小屋を建てるかを決める)課題。
なかなか難しくて、小屋の場所を決める事だけに苦労したようです。

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永山さんは、自分が知っている人を講師にして自分が受けたい講義を企画する課題。
各自のいろんなアイデアが形になって、楽しそうな講義が生まれてました。

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辰濱さんは、イノベーション(新しい当たり前)を考える課題。
出てきたアイデアでは、子供たちの想像力に驚かされました。

ワークショップの時間は、課題を考えるそのものに加えて、講師の人と間近で話せるので、より子供たちに身近に感じてもらえたようです。

最後は全員でわいわいトーク。
先ほどの課題の結果を発表してから、全員でホワイトボードトーク。
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「10年後何してる?」とか聞いてみました。「鷹匠」「落語家」が印象的でしたね。

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そして各講師から、これからの時代に必要なスキルを伝えてもらい、
最後に私が「失敗OK!とにかくやってみよう!」と伝えました。

初めてやってみて反省点はいっぱいありましたが、子供たちにとっては3人の大人(3つの仕事)に知り合えたことだけでも意味があると思っていますし、子供たちに伝えた「とにかくやってみよう!」を自分でやってみれたことがまずはよかったと思っています。

後日先生方からのアンケート結果もいい評価をいただけたようで、また子供たちからもいろいろと感じたことを感想文でもらって、本当にやってよかったと思っています。

初めてこの授業を行うのに、佐那河内小学校の大島校長先生、6年生担任の堀井先生に大変お世話になりました。
そして、最初の講師の3人、島津さん・永山さん・辰濱さんにはかなり苦労をかけてしまいました。
ここまで関わってくれたすべての方に感謝します。
本当にありがとうございました。

この授業で、子供たちに夢の選択肢を広げてもらいたいと強く思っています。
この授業をしてもらいたい学校、また、協力いただける大人講師(ボランティア)も募集していますので、お気軽にお問い合わせください。
始まったばかりのプロジェクト、これから進化させていきたい思っています。
次回は、9/6(水)に神山町の神領小学校で予定しています。

えんがわオフィス
担当 谷脇
電話:050-3852-0234
メール:sudachi@plat-ease.co.jp

ダイジェスト映像(2分40秒)

/文・谷脇研児