おとなカタログ#16@藍住東中学校
投稿日: カテゴリー: イベント


こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2018/11/02(金)は、藍住東中学校2年生(うちの息子の学年)にキラキラ大人3人
◎「ITベンチャー起業家」坂東 勇気さん(株式会社GTラボ
◎「おやつ屋さん」板東 春香さん(おやつの店taberu.
◎「川遊びの人」塩崎 健太さん(NPO法人 川塾
の授業を受けてもらいました。
(坂東さん・板東さんは藍住町、塩崎さんは吉野川の対岸の国府町 と本当に身近な大人です)
 
 
今回の生徒数は140人超え! これまでの最高人数で、こちらも少し緊張です。
 
 
ITベンチャー起業家の坂東勇気さんからスタート。

IT企業の社長やってます。徳島県内でスマホアプリ、ウェブアプリ作りたい人の手助けをする仕事。
私の個性は「プログラミング」。プログラムを始めたのは中学2年。ゲームが作りたくて始めた。高額なPCで。
ゲームは、昔なら1億円かけて作ったものが、今なら100万とか個人レベルならタダで作れる時代。アプリならもっと簡単。
プログラミングは自分でお金が稼げる(中高生のコンテスト賞金10万くらい)。アプリストアに公開して広告収入も。
やったことが無駄にならないのでやってみて。まずは作りたいものを見つける!やる気が大事!
 
  
続いて、おやつ屋さんの坂東春香さん。

子供の頃に夕食のお手伝いで家族がすごく喜んでくれたのが最初のキッカケ。料理は自分も人も幸せになる不思議な魅力がある。
専門学校で料理や製菓を学んで、大阪のイタリアンレストランに就職したけど、体調崩して徳島に戻った。
料理の道は閉ざされたと思ったけど、いろんな人との出会いから、店舗を持たないおやつ屋さんを始めることができた。
徳島県・阿波市(実家のある)・藍住町(住んでいる)など地元の食材を使って、あったらいいなと思ったものを作っています。
喜多野安心市(応神町)、御所の郷(土成町)、いせや農場(鳴門市)などで販売中。(「美~ナスロール」は絶品です!)
人との繋がりを大切にして、想いをのせて自分の仕事をつくる という気持ちで頑張っています。
 
 
3人目は川遊びの人、塩崎健太さん。

「川と人をつなぐ」がテーマのNPO法人川塾という団体の代表理事をしてます。主に川遊びを小中学生に提供する仕事です。
カヌーに乗ったり、魚を突いたり、流しそうめんしたり、自由なキャンプをしたり。
兵庫県出身で川遊びはやったことなかったけど、徳島大学に来て4年目の最後の年に川遊びに目覚めた。おもろいやーん!
川遊びの価値は 1:遊びの場 2:環境教育 3:地域づくり 4:環境保護。その価値の対価としてお金をもらっている。
もっとおもしろい吉野川をつくる! が個人の野望。そして、そのもっとおもしろい吉野川と共生する社会をつくりたい!
 
 
次はワークショップの時間。いつもより人数が多いので、どれも5名1班で議論する形。

坂東勇気さんは「アプリを考えよう」。各自でどんなアプリが欲しいか考えて来てもらったので、それを班でまとめてもらう。
「ネコの言葉がわかるアプリ」「空を飛べるアプリ」「人の寿命がわかるアプリ」etc. 
トレンドに合った、いい案いっぱい出たね。一番お金になりそうなのは、「ネコの言葉がわかるアプリ」かな。
 
 

板東春香さんは「地域食材でカフェメニューを考えてみよう」。各班でカフェをやるとして、そのオススメメニューを発表する。
 なると金時のジェラート、琉球ぜんざい(カキ氷風)+和三盆、まるごとメロンソーダ、藍住のカリフラワー入りカルボナーラ
など、おいしそうなメニューがいっぱい出ました。
 
 

塩崎健太さんは「私の”おもろい!”をイベントにしよう」。自分がおもしろいと思うことをイベントにしてお金を稼ぐ!
 ものづくりフリーマーケット(手芸が得意な女の子の案):参加者が一緒に作って、そのまま売る!
 ドラマを作ろう:ドラマ好きが集まって、好きなドラマを撮影する。
などなど、面白いの考えてくれました。
 
 
最後にシェアタイムとして、もう一度全員集まって、ワークショップの振り返りをしました。
3つのワークショップそれぞれで、各班で考えたことを班長にボードで示してもらいました。
 
 
そして、最後の最後にキラキラ大人たちからのメッセージ。
坂東勇気さん:プログラミングやITは夢と希望にあふれているので、みんなこちら側に来てね。
板東春香さん:いま興味のあることを、大人になるまで小さくても思いつづけてくれたらいいな。 
塩崎健太さん:いまおもろいと思うことを突き詰めて欲しいな。
谷脇:いま次の維新が起きてる時代です。脱藩浪士だと思って、自由に羽ばたいてください。
 
 
140人超というこれまで最高人数で心配でしたが、ワークショップもワイワイ盛り上がっててよかったです。
 
 
生徒たちには、身近にいろんな大人がいることを感じてもらえたかと思います。
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
 
 
文/谷脇研児