おとなカタログ#48@藍住東中
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/12/16(金)は藍住町の藍住東中学校にて、3年生に身近なキラキラ大人3人
 ◎川遊びの人:塩崎 健太 さん:NPO法人 川塾(徳島市国府町)
 ◎キャラクターデザイナー:川久保 貴美子 さん:ししゃもねこ(鳴門市)
 ◎チュロスカフェ店長:長谷川 晋理 さん:CHU CHU CHURROS CAFE(徳島市)
が授業をしてくれました。
ここ藍住東中学校では、4年ぶりの開催です。

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
トップバッターは、川遊びの人・塩崎さん!

吉野川が仕事場の1つの塩崎さんは、藍住町の地図を見せながら、町の南にその大きな「吉野川」(みんなわかる)、町の北側は「旧吉野川」(みんなわかってない)、で町内には小学校で環境学習を学ぶ「正法寺川」と、ここはとても水が豊かで川に馴染みがある土地ですねと教えてくれました。
兵庫県出身で地元の高専で機械工学を学んでから、徳島大学に編入して院も卒業し、地元に戻って鉄鋼の会社で5年働きました。
その仕事は楽しかったのですが、ふと1日24時間の60%以上が仕事の時間と気付き、同じ時間を使うなら「自分の求める社会を作るために働きたい!」と思い、「自分の暮らしを支える自然と共に生きる社会」を作るために徳島でNPO法人川塾を始めました。
そこで「川遊びの人」として、川で遊んで、川を好きになってもらって、実はこの川が自分の暮らしとどう関わってるんやろ? じぁ、この川をこうしたい・ああしたいと思ってもらえるキッカケづくりをしていますと伝えました。

   

続いて、キャラクターデザイナー・川久保さん。

北島町生まれの川久保さん、子供頃から絵を描くのが好きでした。東京の短大でデザインを学んで大阪で就職、自作の子供服や雑貨がフリーマーケットで好評だったので、自宅の一室を改装して自宅ショップを始めました。徳島に戻ってからは、縫製工場で働きながら、服飾クリエーターもしながら、さらには徳島初のものづくりイベント「徳島クリエーターズマーケット」も始めました。
11年前の夜になんとなく落書きして生まれたのが「ししゃもねこ」。ただの落書きがTwitterに投稿したら大反響に!で自分でマスコットを100個作ってみたら即完売!その後、ガチャガチャ(テレビのZIP!で紹介)、UFOキャッチャー、お土産グッズ、ご当地ししゃもねこ などなど大人気に(香川レオマワールドに「ししゃもねこストア」あります!)。
最近では県内企業とのコラボもたくさんやってます(FM徳島、金ちゃんヌードル、カガヤソース、イルローザ、徳島県警)。
私は小さいときに興味があったことに今たどり着いているので、みんなも今興味があることに挑戦してみてと伝えました。

  

3人目は、チュロスカフェ店長・長谷川さん。

長谷川さんは、徳島駅前などでチュロスの店を展開し、県内外学校の文化祭などにチュロスの発送、県内イベントへの出店も。
大阪で生まれ育った長谷川さん、10年ほど前におじいちゃん・おばあちゃんがいる徳島に来て、やがて米粉チュロスの店を始めました。 チュロスの他にも、「NPO法人びざん大学」理事長や、「NPO法人新町川を守る会」理事もしていて、 道路で花をいっぱい育てる(年間10万株植えて水やり)・ボートに乗って川掃除・保育園などで餅つき・イベントでエコステーション(ゴミ分別収集)係・こども食堂・ラジオ番組とあれこれいっぱいやってます。
趣味は海外旅行で30ヶ国は訪問済み。死ぬまでに100ヶ国行きたいとのこと。そんな経験が現在、海外ボランティアの若者を受け入れての各種ボランティア活動に繋がっています。
県内イベントでチュロス屋さんに私がいたら、合言葉でチュロスをプレゼントしますよーと伝えました。(後日、生徒さんが何人か来てくれたそうですよ)

 

次は3つに分かれてワークショップの時間。
塩崎さんのワークショップは「災害時に役立つロープワークをやってみよう!」 。

「巻き結び」と「自在結び」の2つの結び方を学びました。
とてもカンタンだけど、いろんな場面で使えそうな結び方なので、キャンプなどのアウトドア活動はもちろん、災害時にもかなり役に立ちそうですね。
  

川久保さんのワークショップは、「藍住東中のキャラクターを作ろう」。

ここ藍住東中学校の生徒は、かなり創作アイデアが豊富!
藍住の名産の人参を使ったキャラクター、校舎の上にある天体望遠鏡と瓦の屋根を使ったキャラクター、人参に乗ったウサギのキャラクター などなど藍住町や藍住東中の特徴をうまく取り込んだキャラクターが いっぱいできました!
  

長谷川さんのワークショップは、「チュロスの新商品を考えよう」。

「チー(ズ)カレーチュロス」「タバコチュロス」「北海道でっかいどうチュロス」「非常食チュロス」などなど、楽しい商品アイデアがいっぱい出ましたよ。
  

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まって、ワークショップの振り返りを行いました。
また、生徒みんなに夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。

 
多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちには、身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。

藍住東中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!
  

講師のみなさん、本当にありがとうございました!
  

文/谷脇研児