おとなカタログ#47@美馬中
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/12/05(月)は美馬市の美馬中学校にて、1年生に身近なキラキラ大人3人
 ◎茶農家:曲 大輝 さん:お茶の曲風園(三好市)
 ◎人と人を繋ぐ人:前田 志穂 さん:そらの郷(三好市)
 ◎チュロスカフェ店長:長谷川 晋理 さん:CHU CHU CHURROS CAFE(徳島市)
が授業をしてくれました。
ここ美馬中学校では、5年連続の開催です。いつもありがとうございます!
 

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
トップバッターは、茶農家・曲(まがり)さん!

曲さんは徳島の西の西、三好市山城町でお茶づくりをしています(曲風園)。高校卒業後に香川の自動車部品メーカーで5年勤めてから、23歳で実家に戻ってお茶農家を継いで、はや8年。
最初はやらされ仕事と感じて、楽しくなかったそうですが、慣れてきて自分から積極的に取り組み始めると、いろんな人と繋がって、今は本当に楽しく仕事をしています。
1つのお茶っ葉から、紅茶・烏龍茶・緑茶・ほうじ茶・番茶 と様々なお茶が作られるとのこと。材料は同じで、製造工程が違うだけなんですね。曲風園でも曲さんが新たに紅茶の製造・販売を始めたそうです。
お茶農家の一番の心配は「霜」。1年間育ててきたものが、1回の霜で一瞬にしてやられてしまうことも。
また、日本茶インストラクターの資格も取って、日本茶の文化を守り広める活動も。ぜひ急須でお茶を飲んでね!
子供たちには「目の前のことを一生懸命しとけば大丈夫!」「失敗を恐れずに挑戦しよう!」と伝えました。


  

続いて、人と人を繋ぐ人・前田さん

前田さんは、つるぎ町・半田で生まれ育ち、田舎が嫌で大阪の大学へ行って(英語教師の資格取得)、海外もあちこち行って、大阪の英会話教室で事務の仕事(先生と英語でコミュニケーション)をしていましたが、2011年に地元に帰ってきて、つるぎ町役場で勤め始めました。2019年からは「一般社団法人そらの郷」に出向して、徳島県西部の「にし阿波」地区(美馬市・三好市・東みよし町・つるぎ町)での就学旅行などの受け入れを担当しています。
大阪や東京などからの修学旅行生が、にし阿波で 農家民泊・農業体験をすることが、とても貴重な体験となっているそうです。
また2018年に、この地区の傾斜地農耕システムが世界農業遺産として認定されたこともあり、世界中からこの田舎の文化を体験しにお客さんが来てくれます。
たまたま役場に入ったけど、旅行好き・英語好き・地域をどうにかしたいという思い、が生きた仕事ができています。
これからは、「地元の子どもたちに、どんどん海外の人と交流してもらえるようにしていきたい!」と語ってくれました。


  

3人目は、チュロスカフェ店長・長谷川さん。
長谷川さんは、なんとこの日の朝に代役を快諾してくれました。いつも助けてくれてありがとー!

長谷川さんは、徳島駅前でチュロスのお店をやっていて、時々「道の駅みまの里」や「吉野川ハイウェイオアシス」にも出店しています。店舗以外でも、県内外の学校の文化祭にもチュロスを発送して、楽しんでもらっています。
大阪で生まれ育った長谷川さん、10年ほど前におじいちゃん・おばあちゃんがいる徳島に来て、やがて米粉チュロスの店を始めました。今は、頭の中の2割がチュロス、残り8割は「まちを元気にする活動」が占めているそうで、駅前の公園や道沿いに花を植えたり、川や町を掃除したりといった活動をしています。
徳島駅前が花でいっぱいなのは、長谷川さんが海外から来たボランティアメンバーと一緒に花を植え、水やり(年間300日くらい!)をしているからなのですよ!
来年2023年には、チュロスの長さ世界一(現在の記録:カナダの77m)の記録更新をしたい! とのことなので、楽しみですね。


  

次は3つに分かれてワークショップの時間。
曲さんのワークショップは「ほうじ茶を作って味わってみよう!」 。

緑茶をフライパンで焙煎してほうじ茶の葉を作って、正しいお茶の淹れ方を習って、各々が急須でお茶を淹れて飲んでもらいました(校舎中にいい香りが漂っていましたよ)。
生徒たちは、自分で作って淹れたお茶を「おいしいおいしい」と飲んでいました。
中には、香ばしく出来上がったほうじ茶の葉をパリパリ食べる子も(笑)。
 

前田さんのワークショップは、「観光地域づくり計画」。

行政職員になったつもりで、どんな計画を立てるかを考えてもらいました。
まず地域のいいところ・悪いところを出してもらって、その改善策を考えるところから始めて、「東京をつぶす!」「美馬市を日本一にする」「徳島スカイツリーを作る」 「ゴミひろいをイベント的にする」などなど、いろんなアイデアを出してくれました。
  

長谷川さんのワークショップは、「チュロスの新商品を考えよう」。

「マブダチチュロス(文字)」「マスクチュロス(形)」「フラミンゴチュロス(形)」など、楽しい商品アイデアがいっぱい出ましたよ。
  

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まって、ワークショップの振り返りを行いました。
また、生徒みんなに夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。

 
多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちには、身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。

美馬中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!
  

講師のみなさん、本当にありがとうございました!
  

文/谷脇研児