おとなカタログ#46@大野小 Day2
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/11/09(水)は阿南市の大野小学校校にて、前日の続いて5・6年生に阿南市のキラキラ大人3人
 ◎農業女子:野村 祐佳 さん:アントファーム(福井町)
 ◎まちかどナビゲーター:鈴江 省吾 さん:すだっち阿南(富岡町)
 ◎竹細工職人:美濃 加奈 さん:かも竹(加茂谷)
が授業をしてくれました。(2日連続開催の2日目)
 
で、この日の授業で、おとなカタログへの協力者が100人を超えました!
100人目が鈴江さん、101人目が美濃さん。
いやぁ、感慨深い。2017年9月が佐那河内小で最初の授業から、毎回3人のキラキラ大人に協力いただいて、101人!
これまで協力いただいた講師のみなさん、ありがとうございました!
 

大野小では2日目となり、私・谷脇からの話は、これまでの人生で得た教訓を話しました(「お金をもらって勉強しよう」とか)。
そして、キラキラ大人の講義のトップバッターは、農業女子・野村さん!

野村さんは、高知県南国市出身で大学で徳島に来て以来ずっと徳島に住んでいます。
子供が成長して手が離れたので何かしたいと思っていて、テレビの「満点青空レストラン」を見たことから農業したい!となって、阿南を活性化したいと思いもあって、あまり作られていないもので、女性でも作れそうなものということで、アスパラ栽培をやってみることに。
阿南市福井町に「アントファーム」という農場を作り、「せいくらべ」というブランド名でアスパラを作っています。「せいくらべ」は、知事から「特選ブランド認定」もされましたよ。
最近ではそのアスパラなどを使ったジェラート店「ロルト」も同福井町に開店したところですので、みなさんぜひ行ってみてくださいね。(私も食べましたがおいしかったー!)
子供たちには、「自分の目で見て、まず行動!」と伝えました。
  

続いて、まちかどナビゲーター・鈴江さん。

「すーじー」こと鈴江さん、得意のギターを弾きながら登場しました。
「すだっち阿南」で、地域の魅力を案内する仕事をしています。
元々は阿南市役所の職員で定年退職しましたが、それまでの繋がりから東京の大正大学の研究員となって、まちづくり会社の「すだっち阿南」を立ち上げて、大学生のまちづくりの研究・実習の受け入れなど、地域活性化の人材育成や観光事業を行っています。
これまで阿南で指導した学生は約120人にもなるそうですよ!
阿南の駅前商店街の活性化イベント「あなんまちマルシェ」なども行っています。
最近では、折りたたみ自転車を使っての阿南の魅力を伝えるポタリングツアー(自転車でゆっくり観光散歩)も始めたということで、折りたたまれた自転車を10秒ほどで自転車にして乗って去っていきました(笑)。
  

3人目は、竹細工職人・美濃さん。

美濃さんは大阪出身で、息子さんが水遊び(海・川)が好きなことがキッカケで、阿南市加茂谷地区に移住して9年になります。
阿南には竹がいっぱいあるので、その竹を利用して編みカゴなどの竹細工の商品を作っています。(何個か竹細工商品を持ってきてくれて、子供たちに手に取って、見て触れてもらいました)
竹細工との出会いは、京都での美術大学時代に、学校の庭に竹が生えていたことで、その竹を使って美術の作品を作ったことで、大学卒業後に竹細工を大阪や大分で学んで技術を身に着けました。そして、青年海外協力隊としてコスタリカでは竹細工家具作りを教えました。
子育てが落ち着いたことで、この阿南で「かも竹」という屋号で、竹細工を仕事として再開しました。
子供たちには、「好きなことを貫いて!」と伝えました。
  

次は3つに分かれてワークショップの時間。
野村さんのワークショップは「阿南の名物メニューを考えよう!」。
今年野村さんが阿南市福井町にオープンさせたジェラート店「ロルト」で、販売できるメニューを考えてもらいました。
ベビースターラーメンやトッポをトッピングしたものや、ハッピーターンの粉を掛けたもの(笑)、シスコーンを掛けたもの、といった自分の好きなスナックとの組み合わたメニューが多かったですね。

 

鈴江さんのワークショップは、「大野ポタリングコース作り」。
この大野町を自転車で巡るコースを5年チーム・6年チームに分かれて考えてもらいました。
6年生チームの一番のおすすめポイントは西部公園で、広くて遊具もいっぱいあって、小さい子から家族ぐるみで遊べるところがオススメ。
5年生チームの一番のおすすめポイントは「Nくんの家」。Nくん本人がかなりオススメしてましたよ(笑)。

 

美濃さんのワークショップは、「六つ目編みカゴ作り」。
竹ひごを使った六つ目編みカゴ(途中まで作っている)の仕上げをしてもらいました。
かなり難しかったようで、一緒に作業した先生も苦労していました(笑)。
持って帰って、ゆっくり仕上げて欲しいですね。

 

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まって、ワークショップの振り返りを行いました。
また、児童みんなに「中学・高校でやってみたいこと」を書いてもらいました。部活の話題が多かったですが、大人になる前にも、いっぱいやりたいことやってみてね。

 

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
児童たちには、この日も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。

大野小の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

 

講師のみなさん、本当にありがとうございました!

 

文/谷脇研児