おとなカタログ#45@大野小 Day1
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/11/08(火)は阿南市の大野小学校校にて、5・6年生に阿南市のキラキラ大人3人
 ◎漫画家:大東 優也 さん:ヒノマルプロジェクト(桑野町在住)
 ◎キャンプ場の人:吉川 亜希 さん:YMCA阿南国際海洋センター(椿町)
 ◎プロデューサー:そわ ゆうじ さん:エフエムびざん(福井町在住)
が授業をしてくれました。(2日連続開催の初日)
 

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
トップバッターは、漫画家・大東 優也さん!

大東さんは、小学校のときに「ワンピース」を読んで漫画家になりたいと思い、自分で漫画冊子も作っていました。そして、高校卒業後に、実際に高松の専門学校で漫画を学びました。
その後、学生のときに作った漫画「ヒノマル」が、徳島でラジオドラマになったことで、声優やミュージシャンといった多彩な仲間が増えました。
次に、漫画雑誌「ガオー!」を自分たちで創刊して漫画も描いて、さらには、その漫画がテレビトクシマでアニメにもなり、アニメづくりもしました。
今では、漫画関連以外でもラジオやテレビの司会など、多方面で活躍しています。
子どもたちには「夢は(思っているだけでなく)やりたいとクチにすることが大事」と伝えました。
  

続いて、キャンプ場の人・吉川さん。

吉川さんは、兵庫県宝塚市出身。小学5年生のときに、5泊6日の宿泊学習でキャンプしたことがキッカケで、キャンプ場で働きたい!と思い始めました。
北海道教育大学では教育と野外活動を学び、夏のキャンプや登山・冬のスキーなどの活動がとても楽しくて、その楽しさを伝えたいと思い、YMCA阿南で働くことになりました。
阿南市椿町のYMCA阿南国際海洋センターでの仕事は、カヌーやカヤックなどの使い方を教えて一緒に楽しむことはもちろん、「人の話を聞く力」「自分で考えて行動する力」の2つを基本とした「シーマンシップ」の力を身に付けてもらうように指導しています。
子どもたちには、「机の上の勉強だけでなく、自分の身をもって体験して欲しい」と伝えました。
  

3人目は、プロデューサー・そわさん。

そわさんは、テレビやラジオの番組を作っているプロデューサー。出演もするので、いつものこのスーツは衣装です。
プロデューサー&出演している、テレビトクシマではお馴染みの「たまたま金曜日」は16年もやってます。
徳島のすごくいいところをもっとみんな知ってもらうための番組作りをしていて、テレビはのべ800本、ラジオも合わせると2,000本は作っています。
小学校のときは吃音で、言葉が詰まって上手く喋れなかったけど、歌ったり・ものまねしたり・仮面ライダーごっこしたりなど、スイッチが入ったら喋れていたので、みんなの苦手なことも、自分で苦手苦手と思っているだけで、見方を変えたら克服できるかも。
何になるか決めてなかったけど、いろいろやって今の仕事に行き着いたので、子どもたちには「好奇心をもって、いろんなことをやってみよう」と、また「誰かのすごくいいところは、誰かの役に立つので、人のいいところを見つけよう」と、伝えました。
  

次は3つに分かれてワークショップの時間。
大東さんのワークショップは「阿南のイメージキャラを作ってみよう」 で、阿南市や大野小学校の特色を元にして、キャラクターを描いてもらいました。
阿南名産のたけのこが鬼の角のように頭から生えている鬼滅風?のキャラ「竹残・鬼田(たけのこ・きでん)」や、大野小の名物先生からデザインいた「えだがマン」など、味のある多彩なキャラクターが生まれましたよ。

 

吉川さんのワークショップは、「ゴミは自然に返る?」。
阿南市椿町にあるYMCA阿南海洋センターに流れ着いたペットボトルなどの「漂着ゴミ」を、吉川さんがいっぱい持って来てくれて、ゴミの種類によって自然に戻るのにどれくらい時間が掛かるのかを考えました。
最近では不織布マスクが15億枚も海のゴミになっていて、それが自然に戻るには30年掛かるといったことを知りました。
また、ライフジャケットを装着したことも、いい経験になったようです。

 

そわさんのワークショップは、「大野のCM制作」。
みんなで大野のいい所を話し合って、西部公園・神社・城山の3ヶ所をアピールするCMを撮影しました。
「広くて楽しい西部公園」
「お祭りたくさん大野の神社」
「和歌山まで見える大野城山」
というコピーを自分たちでまとめ上げ、しっかり声に出してアピールしました。
撮影が終わったら、みんな大野が大好きになりましたよ。

 

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まって、ワークショップの振り返りを行いました。
た、児童みんなに夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。

 

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
児童たちには、身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。

大野小の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

 

講師のみなさん、本当にありがとうございました!
この次の日もまた3人のキラキラ大人に会ってもらいますよー。

 

文/谷脇研児