おとなカタログ#44@応神中学校
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/10/26(水)は徳島市の応神中学校にて、2年生にキラキラ大人3人
 ◎グラフィックデザイナー:白桃 さと美 さん:白桃さと美デザイン事務所(徳島市)
 ◎産直市の二代目:廣永 工 さん:喜多野安心市(徳島市応神町)
 ◎映像クリエイター:大西 恵介 さん:広沢映像学校(徳島市)
が授業をしてくれました。(廣永さんは応神中学校の卒業生!)
 

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
トップバッターは、グラフィックデザイナー・白桃 さと美さん!

白桃さんは、子供の頃から(今も!)地元神山の川でよく遊んだそうです。
昔から、ものづくりや絵を描くことが好きだったことが、今に繋がっています。
グラフィックデザイナーの仕事はただ絵を描くだけでなく、まず想いや悩みを聞いて、アイデアを出して、最終的に絵を描くとのこと。
お店のデザインを変えたことによって、問い合わせが増えた言ってもらったことが、一番うれしかったそうです。
 

続いて、産直市の二代目・廣永さん。

ここ応神町が地元の廣永さん、高校までは野球一色、京都での大学時代は歌一色(路上で歌う)でしたが、大学1年のときにお父さんが喜多野安心市を始めて、疲労で倒れるほど頑張っていたのを見て、「自分が継ぎたい」と思い、この 「農家さんとお客さんを繋いで、食べる幸せを提供する」 仕事を始めたそうです。
最後に「自分の頭で考えよう!」と、後輩たちに伝えてくれました。
 

3人目は、映像クリエイター・大西さん。

大西さんは子供の頃は転校ばかりだったので、目立たないようにしていましたが、恩師に出会って、バスケ部を創部したことで0(ゼロ)を1にする喜びを知りました。
自動車学校で働いていて、卒業生の死亡事故をきっかけに、人に忘れられないためには映像に残すことが重要と気付き、映像学校を始めました。
最後に「短所は個性」「短期より長期」「結果で黙らせる!」と伝えました。

 

次は3つに分かれてワークショップの時間。
白桃さんのワークショップは「きみもデザイナー!自分の名刺を作ろう」 。
自分のキャッチフレーズを考えて、イメージに合うフォントを選んで、名刺を完成させました。
「清楚の対義語」(清楚じゃない)、「奇跡の左手」(左利き)といったキャッチフレーズが出て、それぞれ自分らしく表現できてました。

 

廣永さんのワークショップは、「八百屋対決!」。
2チームに分かれて、廣永さんから野菜(写真)を仕入れて、値段を付けて売って、利益が多いチームが勝ちというもの。
店頭販売で2人の先生に接客して買ってもらって、利益で勝負。結果、一方は「赤字覚悟」で本当に赤字になり(笑)、もう一方は利益を出して勝利し、景品として廣永さんから「みかん」をゲット!
ワイワイと賑やかでしたが、商売の基本を知ることができました。

 

大西さんのワークショップは、「商品PR動画制作」。
廣永さんのお店「喜多野安心市」で、これから始まる週末限定焼きイモのPR動画をみんなで役割分担して撮影しました。
感想としては、監督役の生徒「次々とやることがいっぱいでした」、演技の生徒「焼きイモがおいしかったです」、大西さん「みんなの明るい力で、楽しい撮影になりました」。
この日撮影した映像を、後日大西さんが編集して完成させ、学校確認を経て、廣永さんが InstagramでCMとして活用しましたよ! (生徒の案でスマホで見る縦型映像でした)

 

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まって、ワークショップの振り返りを行いました。
また、生徒みんなに夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。

 

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちには、身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。

応神中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

 

講師のみなさん、本当にありがとうございました!

 

文/谷脇研児