おとなカタログ#20@椿小学校(椿泊小との合同)
投稿日: カテゴリー: イベント


こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2018/12/12(水)は阿南市の椿小学校にて、私の母校の椿泊小学校と合同で2校の全校児童に、
阿南に関わるキラキラ大人3人
 ◎「漫画家」大東 優也 さん(ヒノマル☆プロジェクト
 ◎「パティシエ」金繁 美菜子 さん(パティシエルーム ユイット
 ◎「テレビマン」広浦 雅俊 さん(ケーブルテレビあなん
の授業を受けてもらいました。
 
 
いつも通りに、私・谷脇から自己紹介や「おとなカタログ」の説明。
自己紹介では母校の子供たちを前に、小学校時代の写真をいっぱい見せるなど、思わず力が入ってしまいました(笑)。

 
 
2校合計で25人しかいませんが、チェーンスクールとして椿町中学校と3校で、いろんな活動をしている素晴らしい学校ですよ。

 
 
その後、3人に15分ずつ話してもらいました。
漫画家の大東さん(プロデューサー丸山さんと)からスタート。

大東さんは、阿南市桑野町の実家で漫画家として活動しています。(丸山さんはプロデューサー)
「ヒノマル!」というマンガを、自作の漫画雑誌「月間ガオー!」で連載中。阿南の平惣で買ってね(100円!)。
テレビトクシマではアニメにもなり、アニメの制作(スタッフ・声優などオール徳島)でも大忙しだったようです。
アニメを少しだけ子供たちに見てもらいましたが、みんな前のめりで見入ってましたね。
あきらめずに好きなことを仕事にしてやるぞ!という気持ちで続けたらいいよ。 と伝えました。
 
 
続いて、パティシエの金繁さん。

金繁さんは阿南出身で、子供の頃からケーキ屋さんになりたくて、製菓専門学校に行き、各所でケーキ屋・カフェ・パン屋を経験。
徳島では移動パン屋から始めて、イベントで出店しているうちに、シフォンケーキが評判になって専門店をオープンしました。
シフォンケーキ作りに使う、泡だて器クイズやゴムベラクイズもあって、子供たちも盛り上がってましたね。
ゆくゆくはシフォンケーキを使ったデセール(皿盛りデザート)とラテアートを出すカフェをやりたい とのこと。
みんなも夢1個だけでなく、いろんな夢見つけてください。 と伝えました。
 

3人目は、テレビマンの広浦さん。 

広浦さんは、地元阿南のケーブルテレビで番組制作をしています。出演もしているので、みんなよく知ってるようですね。
ケーブルテレビ会社(宝田町)内の写真を見せて、いろんな業務(お客様窓口、事務、工事=電柱に登る、制作)を紹介。
番組制作については、カメラ(140万円!)やスタジオやミキサー、スイッチャーなどなど詳しく説明。
ナレーションを録音する部屋の壁のボコボコは何?には、6年生が「玉子の紙パック」と即正解!(音の反響を抑える)
ケーブルテレビの会社から光ファイバーが出てて、それがみんなの家まで(電線と並んで)繋がってるのよ。 と説明しました。 
 

次は3つに分かれてワークショップの時間。
大東さん・丸山さんは「プロのマンガ道具を使って、原稿を完成させよう!」。




実際に漫画を描くのに使うペンで、一部が未完成の漫画の原稿をみんなで仕上げていきました。
ペンの扱いがちょっと難しそうでしたが、みんな楽しみながら一生懸命描いてましたね。
子供たちは、「難しかった」「めったにできない体験ができてうれしかった」と感想を言ってくれました。
 
 
金繁さんは調理室で「デセール(皿盛りのデザート)を作ろう」。



シフォンケーキをカットしたものをベースに、イチゴソースやフルーツでそれぞれ盛り付けました。
みんな、きれいに彩られたデセールが完成してました。で、食べて、おいしい!
子供たちからは、「彩りよく作れて楽しかった」「イチゴソースを掛けるのが難しかった」との声がありました。
 
 
広浦さんは「テレビ番組を作ってみよう」。



カメラと三脚を組み立ててから、ニュースの原稿を読んで、それを撮影する体験をしました。
説明なしで、カメラ・三脚を組み立てるのに苦労しましたね。そして、低学年の子がニュース原稿を読んで、高学年の子が撮影。
「三脚とか組み立てるのがタイヘンだった」「文を読むのが難しかった」と感想を言ってくれました。 
 
 
最後にシェアタイムとして、もう一度全員集まって、ワークショップの振り返りと児童みんなの夢を聞きました。
 警察官、漁師、漫画家、建築家、パティシエ、医者、看護師、消防士、水泳の選手、バレーボールの選手、車の開発
などなど、みんな夢に向かってどんどん進んで欲しいですね。(夢は口に出すと、応援してくれる人が増えるよ!)
そして、キラキラ大人からメッセージを伝えてもらって授業は終了。
 

阿南市に関わる多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
今回も身近にいろんな大人がいることを感じてもらえたと思います。
何かしら子供たちの気付きになればいいなぁ。
 
 
今回、ワークショップでは一人ひとりが「自分ごと」として積極的に取り組み、
低学年を高学年がフォローするなどして、児童全員がしっかり活躍していて、とても感動しました。
 
 
椿・泊の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!
 
  
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
あー楽しかった。
 
 
文/谷脇研児