こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2020/09/25(金)は阿南市の阿南第二中学校にて、2年生にキラキラ大人3人
◎漫画家:大東 優也 さん(阿南市):ヒノマルプロジェクト
◎雑貨屋さん:坂東 愛佳 さん(阿南市):雑貨店Bancdoux
◎サテライトオフィス・コンシェルジュ:遊亀 聖悟 さん(美波町):株式会社あわえ
が授業をしてくれました。(大東くんは、この阿南二中OB!)
今年度最初で、コロナ対策をしての授業になります(今回は体育館で)。
まずは、私・谷脇から自己紹介や「おとなカタログ」の説明をしました。
それから3人に15分ずつ話してもらいます。まずは漫画家の大東さんからスタート。
大東さんは、桑野町の実家でマンガ家として作業しています。
小学校時代に漫画「ワンピース」に出会って感動し、自分も漫画家になろうと決め、高校卒業後に高松の漫画専門学校へ行って、オリジナルの漫画を描き始めます。
徳島に戻り、丸山 貴成さん(隣に座っている:津乃峰出身)と出会って、漫画「HINOMARU」を描くために、 一緒に漫画誌「月刊ガォー」を出版。さらには、それをキッカケにテレビ徳島でのアニメ化も実現しました。
大東さんは、「自分は漫画を描きたい!」と丸山さんに話したことから、夢が実現していったそうで、子供たちにも「夢は絶対に口に出して!」と伝えました。
続いて、雑貨屋さんの坂東さん。
坂東さんは、阿南市才見町で雑貨屋さんをしています。
でも、昔からやりたいと思っていたわけではなく、家を建てるのに土地を買ったら「市街化調整区域」で、店舗兼用にする必要が出たので、一人でできる店を考えて、なら好きな雑貨を売る店にしようとして決めたとのこと。
自分の好きなものを売る雑貨屋さんはとても楽しいそうで、さらには阿南市の商工会での取り組みに積極的に参加して、店主それぞれのスキルを市民に教える「阿南まちゼミ」や、作り手さんが直接商品を売る「阿南まちマルシェ」にも関わっています。
坂東さんは、子供たちに「好きなことは、体験して身につけて!」(きっといつか役に立つ)と伝えました。
3人目は、サテライトオフィス・コンシェルジュの遊亀さん。
遊亀さんは、大学時代と社会人生活の最初を大阪で過ごし、3年前に地元の美波町に帰ってきました。
都会の大きな銀行(社員86,000人)から、田舎の小さな会社( 地域おこしに取り組む 会社:当時社員6人)への転職。
それまでは、ただ何となく進路を決めていたけど、銀行員としていろんな経験を積んで、本当に好きなことを仕事にしたいと、地元に帰ってきました。
現在は、サテライトオフィス・コンシェルジュとして、都会の人に田舎で仕事する楽しさを伝えています。
遊亀さんは、最後に「(流されずに)仕事は好きなことを選ぼう」と伝えました。
次は3つに分かれてワークショップの時間。
大東さんは美術室で、「プロのマンガ道具を使って、原稿を完成させよう!」。
漫画を描くためのペン=Gペンを使って、用意された「HINOMARU」漫画原稿を完成させました。
坂東さんは2-2教室で、「究極のエコバッグ「風呂敷」を使ってみよう! 」 。
風呂敷を使って、ボールや箱やペットボトルを包んで持ち運べるようにしました。災害時にも便利に使えることも学びました。
遊亀さんは2-1教室で、「 クイズで知る、徳島・地方と都会 」。
「阿南市の65歳以上の比率は何%?」(答え:31%)や「2019年の県別の宿泊のべ人数で徳島県は何位?」(答え:47位)などのクイズで、地元への理解を深めました。
各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まり、ワークショップの振り返りを行いました。
多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちは、今回も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしら子供たちの気付きになればいいなぁ。
阿南二中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
あー、今回も楽しかった。
これからもよろしくおねがいします。
文/谷脇研児