10月9日（金）のこと。
よく晴れたこの日、朝の静かなえんがわオフィスに声が響き渡りました。
「今日、脱穀しましょう！」
突然でしたが、ハゼ掛けしていたお米を脱穀することが決まりました。

いい天気が続いて藁がよく乾いていましたが、週末の天気予報が雨とのこと。
藁が一度濡れてしまうと、また一週間は干さないといけないということで、急遽収穫することになったのでした。

収穫作業は脱穀機「あずさ」で行います。
こちらは町内の方からお借りしましたが、とても年季が入っていますね。

でも、あずさのエンジンがなかな掛からなくて30分くらい原因を探しました。
そしてどうにか原因を突き止めて、無事に動きました！！

ようやく脱穀作業開始！！

今年初めて脱穀作業をするメンバーばかりでしたが、藁を運ぶ役、脱穀機に藁を入れる役、脱穀機から出た藁を整理する役、ハゼを片付ける役に分かれて作業して、疲れたら交代していきました。
なんとなくチームワークがとれていましたね。

隅田会長も様子を見に来て、脱穀機を体験しました。

今年は雑草が多かったので収穫量が心配されていました。
袋の中(だけ)をみると結構たくさんあるように見えるんですが、、、

これをこの後別のところに持って行って、籾摺り(籾殻を取る)して玄米になりました。
すると30キロの米袋に５袋分になりました。
昨年の収穫量が10袋だったので、収穫量はなんと昨年の半分！
雑草のチカラ、恐るべし！！
お米一粒の価値が倍になりました(笑)。

そして10月21日（水）、22日（木）のまかないデーにえんがわ米が並びました。
昨年は虫がついて黒くなったお米が多かったですが、今年のお米は白くて綺麗。

おかずは藤田さんのリクエストで、きのこの和風ハンバーグ。
お米との相性抜群ですね。

そして、えんがわ米の新米のお味は、、、普通でした(笑)。
私は昨年の方が美味しく感じましたね、残念ながら。。。
今年は肥料を少なくしていたので、栄養が足りなかったのでしょうか？
それとも雑草が多かったから？　天気の悪い日が多かったから？
原因は色々かも知れませんが、やはり美味しいお米を作るのはとても大変！
米作りは奥が深いですね。

多少の後片付けはありますが、今年の米作りはこれで終わりです。
兼村田んぼ隊長をはじめえんがわメンバーのみなさん、本当におつかれさまでした！
来年も米作りをがんばりましょう。

文／湊　由志美