神山に来て…
投稿日: カテゴリー: 日記暮らし

はじめまして!

11月から住み慣れた大阪を離れ、
ここ神山のえんがわオフィスで働き出した
新人の橋本育実です。アダ名は“太郎”。(※女ですよ…。)
理由は聞かないでください。お願いだから、そっとしておいて…笑

それはさておき、私、今回のブログが人生初ブログとなります!
なので、お手柔らかに!?お読みください。

先ほども触れたように、私は11月から神山で働き出したわけですが、
正直、神山は驚くほど田舎です。

えんがわオフィスの前の商店街は名ばかりで、
ほぼお店なんてありません。閑古鳥は鳴き続けております。
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最寄りのバス停の名前は“寄井中(よりいなか)”
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驚くほど冴え渡ったネーミングセンス。

神山は大阪と比べるとお店もバスの本数も街灯の明かりも…100分の一もありません。
懐中電灯がないと夜は外を歩けないし、町に出るのも一苦労。

そうやって聞くと、殆どの人が神山はなんにもない。
つまらない町と思うかもしれません。
私も初めはそう思っていました…。

でも、ある時ふと気づいたんです。

それは比べているものが
都会にあるものを基準としているからじゃないか?って。

だって、神山には信じられないくらい美味しい野菜があって、
涙がでるほど美しい紅葉、プラネタリウムを超えた星空…

笑い声しか聞こえない賑やかすぎるおばあちゃんカフェ、
優しさで包まれたような理想の夫婦がいるピザ屋さん…

そう。ここにはびっくりするほどいいものが沢山ありました。
都会にはないものがいっぱいあったんです!

神山である人が言っていました。
「神山には金はない。でも心の文化がある。」って。

もうひとりの人はこう言っていました。
「自分の故郷で毎日笑っていられるなんてほんまに幸せや。」って。

こんな言葉をキラキラした眼差しで話すような人、
私は今まで出会ったことがなかったです。

ないものを探すより、あるものを見つめた先に
生まれた言葉なのかもしれません…

こんな素敵な人がたくさんいる町、
なんかワクワクしてきませんか?

都会基準を捨てたら、
もっと人生は、田舎はおもしろくなりそうです!

田舎“神山”で働けることを誇らしく思った今日この頃…

ではまた!

文:橋本育実