こんにちは、谷脇です。
9/6(水)、おとなカタログ第2回を開催しました。
今回は、えんがわオフィスのある神山町の神領小学校の5・6年生32名に授業を行いました。
今回の講師は、3人のキラキラ大人
・写真家:生津勝隆(なまづまさたか)さん
・うどん職人:山本将弘(やまもとまさひろ)さん
・Webデザイナー:廣瀬圭治(ひろせきよはる)さん
の3人です。
まずは3人に15分ずつ講義をしてもらいました。
生津さんは、写真がめっちゃ好きなんです。
昔のカメラをいっぱい持って来てくれてて(大きなカメラも!)、どれもカッコいいのよね。
「お前の好きなこと、アメリカでは学問なんだよ」と友人に言われたことから、
アメリカに留学してJOURNALISMを学んで、写真と文章で物語を紡ぎ続けています。
「写真て、おもしろい!」がしっかり伝わりましたね。
谷脇自身が大好きな丸池製麺所の大将の山本さんは、うどんを作るのも食べるのも大好き!
池上製麺所のるみばあちゃんのところで修行してから、板野町にうどん屋さんを出して10年。
今でも毎日わくわくして、うどんを作っていて、でも毎日おいしく食べてもらえるか不安もあるそうです。
山本さんが作った丸池製麺所のうどんの生地をみんなに触ってもらったり。
うどん愛、子供たちにしっかり伝わったと思います。
私からもみんなに「かけ ひやあつ」をオススメしておきました(笑)。
廣瀬さんは、神山町内では川の水を増やすための「SHIZQ(しずく)プロジェクト」で有名なのですが、
今回は本来のお仕事の「デザイン」について語ってもらいました。
商品を伝えるWebやパンフレット制作や、会社のロゴなど、いろいろなデザインを見せてくれて、その作り方・考え方も伝えてくれました。
写真や文字(コピー)で、そのものを「人に正しく伝える」仕事だということがよくわかりましたね。
鶏肉料理が、本当にうまそうでした(笑)
デザインの力ってすごいなぁということが伝わったと思います。
また、実際に廣瀬さんが書き込んだノートを見たことは、子供たちの印象に残ったようです。
次にワークショップでは、講師3人の仕事に関わる活動を30分、子供たちに体験してもらいました。
生津さんは「写ルンです」で、その人らしさを表す写真を撮り合う活動。
でも、みんな恥ずかしがって写真が撮れないようだったので、外に出ることに。
すると、やっぱりみんな元気な子供たち。
たちまち笑顔でいろんな写真を撮り合ったようです。
山本さんは、家庭科室でうどん手打ち体験。
みんな、うどんの生地を直接手で触れられて感動してましたね。
山本さんと一緒に、生地を踏んだり、麺棒で伸ばしたり。
あっという間でしたが、いい経験になったようです。
廣瀬さんは、ポスターをデザインする活動。
あらかじめ、素材の写真をいっぱい用意してくれていたので、
子供たちはテーマ決めして、素材の写真を選んで、
コピーを考えて、文字などを入れてポスターを完成させます。
時間が限られてるので、後半はかなり駆け足になってしまいましたが、
「運動会のお知らせ」「自然を大切に」というポスターができました。
最後に3人から一言ずつメッセージをもらって、私もまた「なんでもやってみーよー」と伝えて、最後の最後に記念撮影。
更に生津さんの古い大きなカメラでも撮ってもらって、笑顔で終了となりました。
今回も、わたくし谷脇が一番楽しめたと思います(笑)。
ダイジェスト映像(約4分30秒)
いろんな大人がいる、楽しく仕事をしている、そんなことを子供たちに感じてもらいたいと思っています。
後日いただいた子供たちの感想には、写真・うどん・デザインについてしっかり伝わったことがよくわかりましたよ。
次回は、10/20に土成小学校で開催予定です。
追伸:
子供たちが撮影した写真を後日、生津さんと一緒に子供たちに渡しに行きました。
失敗写真もあったけど、みんなの楽しそうな表情の写真がいっぱい!
生津さんが話していた
子供時代のこんな写真は、今しか撮れない、友達にしか撮れない、こと。
フィルムカメラは、撮った時と、写真を見る時と2度楽しいこと。
ということが、本当によくわかりました。
写真の受け渡し時の映像(約1分)
文/谷脇 研児