おとなカタログ#30@江原中学校
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2020/11/12(木)は美馬市の江原中学校にて、2年生にキラキラ大人3人
 ◎脳業:竹中 均 さん(美馬市):はなみち農園
 ◎モチベーショナルスピーカー:大北 有紀 さん(三好市)
 ◎アーティスト:小笠原 崇 さん(三好市): アジア多国籍料理 wat pho maew(ワット・ポー・メアオ)
が授業をしてくれました。 (竹中さんは娘さんがこの中学校に在学中)

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
まずは脳業の竹中さんからスタート。

竹中さんは、脇町で「はなみち農園」をしています。東京で10年働いて、徳島で10年仕事してからの転身で農業を始めて、現在8年目。
農園では米・小麦・蕎麦・野菜を作っていて、六次産業化のために立ち上げた会社では、小麦からビスコッティを作るなどの加工・販売をしています。
ドローンやAIを活用した、新しい農業の形(スマート農業)についての話も。
また、地域の環境&景観保全のために耕作放棄地を再活用したり、農業体験・貸し農園などの一般の人が気軽に農業を楽しめ仕組みなど、いろいろなことに取り組んでいます。

続いて、モチベーショナルスピーカーの大北さん。

大北さんは、三好市三野町で生まれ育ちました。中高ではスポーツに打ち込み、中学時代に市の交流で海外ホームステイを経験したことから、大学は英語学科に進みました。
が、まさかの大学2年で中退!(みんなはマネしないように) 沖縄でシュノーケリングのインストラクター(海外のお客さん)をして、その後バリ島でのヨガ留学&鎌倉でSUPヨガインストラクターの資格取得を経て、徳島でヨガインストラクターとして活動を始めました。
ヨガを通して、たくさんの人が自分で自分を幸せにできるような手助けをしています 。
最後に子供たちに、
 ・今を全力で楽しむこと
 ・1日1日を感謝と愛でいっぱいにすること
と、「自分が主役であることを忘れない!!」と伝えました。

3人目は、アーティストの小笠原さん。

小笠原さんは、愛媛県新居浜市で生まれで、子供の頃は虚弱体質で運動ができずにずっと一人でいました。小3のときに先生が絵を褒めてくれたことがキッカケで絵が好きになり、絵描きになろうと大阪芸術大学美術学科に進みました。
大学では友達いっぱい!めっちゃ楽しかった! 音楽学科の友人に影響を受けて、音楽ばかりやることに…。卒業後は、絵描きになれずに地元の新居浜に帰って働いたが、今度は音楽をやろうと、東京の音楽専門学校へ。
なんと主席で卒業してパーカッショニストとして仕事を始めた頃に、東日本大震災が起こり、再び故郷へと。
その後も紆余曲折あり、結婚して子供もでき徳島県三好市へ移住。デザインやバリスタの仕事をしながらコーヒー・カレーの店を夫婦で始め、現在は会社もやめて、そのお店&音楽&デザイン の仕事でやっていっています。
子供たちには、「自分を信じて、他人に判断をゆだねずに、自分で判断しよう」と伝えました。

次は3つに分かれてワークショップの時間。
竹中さんは2-A教室で、「農業・体験クイズ」。

チーム対抗で農業に関するクイズに答えてもらいました(あれこれ実物も!)。
生徒が一番印象的だったのは、小麦の皮=「ふすま」に触れたことだったようです。

大北さんは柔道場で、「ヨガ体験」。

みんなでヨガをして、心がリラックスしていく様子がよくわかりましたね。
みんな楽しく体験できたようで、ある男子は「猫背で背中が痛かったけど、治りました。」と感想を言ってくれました。

小笠原さんは音楽室で、「世界の打楽器で即興演奏体験」。

小笠原さんが持ってきてくれた世界の打楽器をみんなで演奏しました。
なんとも不思議な音がフロア中に響き渡って、不思議な雰囲気になってましたね。
演奏した生徒は「いい気持ちになりました」とのこと。

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まり、ワークショップの振り返りを行いました。

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちは、今回も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしら子供たちの気付きになればいいなぁ。

江原中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

講師のみなさん、本当にありがとうございました!

あー、今回も楽しかった。
これからもよろしくおねがいします。

文/谷脇研児