2015年6月2日 くもり
暑くなくて、田植えにはちょうど良い天気でした。
前回は油粕をまく作業でしたが、今回はいよいよ田植え。
といっても、すでに農業の師匠が機械で植えてくれていました(笑)。
来年は全部を自分たちで植えたいですね(機械と手で)。
今回の作業は機械の入らない所(端や隙間)に植え足すのと、上手く植わっていない所の手直しです。
ところで、田んぼに普通の長靴で入ると、泥に埋まった長靴が抜けなくなりますよね。
そこで田んぼ専用の靴、「田靴」を使います!
やわらかいゴム製で、なんともいえないフィット感。
足先が足袋のように割れているものと、割れていない丸いものがあり、長靴と地下足袋のいいとこ取りのような感じ。
田靴に付属の大きな輪ゴムで、足首と土踏まずの辺りを8の字にとめると、更にフィットして完璧ですよ。
田靴を履くと、あら不思議!
田んぼの中をスイスイと普通に歩けます!
こんな便利な靴があるなんて、田んぼ作業を始めるまで知りませんでした。
今回、えんがわ米の田んぼに植えている品種は「イクヒカリ」。
もっちりとした食感で、コシヒカリよりふっくらしていておいしいと、神山町でも人気の品種です。
田植えが初めての社員も、2回目の社員もどんどん植えていきます。
コツは苗2~3本を持って、機械植えした列に合うように隙間を埋めて植えていくこと。
こうすることで草抜きや刈り取りの作業が楽になります。
また、機械で植えたけど浮いたり倒れたりしてしまった苗を植え直していきます。
いつもはデスクワークだけど、仕事合間の農作業はいいですよ~。
田んぼ作業は難しい水の管理や雑草の除去、台風・虫などの問題など、とても手が掛かりますが、おいしいお米を食べるために頑張ります!
文/湊 由志美