こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2018/09/26(水)は、美馬中1年生に「にし阿波」地区に関わるキラキラ大人3人
◎「カメラマン」佐藤 全俊 さん(美馬中OB)
◎「建築士」湯藤 佳枝 さん
◎「システムインテグレーター」米田 卓也 さん
の授業を受けてもらいました。
私・谷脇からの説明の後に、3人に15分ずつ話をしてもらいました。
まずは、カメラマンの佐藤さんです。
ここ美馬中卒の佐藤さんは、中学時代は野球部でした。学校も20年で随分変わったなぁとのこと。
高校卒業の際、やったことないけど写真をやろうと思い、どうせ県外に出るならいっそ海外へ!と、イギリスの写真の学校へ。
帰国後は徳島のテレビ局でカメラマンのアシスタントをしていましたが、10年やったので仕事を辞めてオーストラリアへ。
そしてフリーランスのカメラマンに。今は地元徳島・にし阿波の良さを映像で国内外に伝えています。(例:マンマミマTV)
身近な先輩のスケールのデカさが、子どもたちに響いていましたね(笑)。
続いて、建築士の湯藤さん。
湯藤さんは美馬市脇町出身で、現在は建築士として脇町と徳島市の2拠点で活躍しています。
施主と打ち合わせを始めてから1年ぐらいで建物の引き渡しになるのですが、愛着が出てきてちょっと寂しいことも。
高校時代によ~く考えて「ずっと続けられる」「家でできる」「楽しくて少し難しい(繰り返しではない)」仕事をしたいなと。
そんなときテレビで建築設計事務所の様子を見たのがキッカケとなって、建築士になると決めたそうです。
「まず決める!」がすごく大事! 決めるとそうなるためには「やってみる!」 どんどんチャレンジしてみて と伝えました。
3人目は、システムインテグレーターの米田さん。
兵庫県出身の米田さんは、株式会社ジェニオの社長で、神戸・大阪・東京・徳島(三好市)の4つのオフィスで仕事をしています。
システムインテグレーターとは、ICTやIoTを使って、いろんな仕事がもっと便利にもっと繁盛するよう提案する仕事です。
みんなも、自分の生活や仕事がIT・ICTで便利にならないか? 良いことがないか? を考えてみましょう。
IT・ICTの仕事は徳島でもできるし、自分のマチでもできるので、ぜひ自分の町でITの仕事をしてください!
ジェニオのサテライトオフィス「三好ラボ」(池田町)に、いつでも遊びに来てくださいね と伝えました。
次にワークショップ。
佐藤さんのワークショップは「スケッチブックリレーを撮影しよう」。
各自がスケッチブックに書いた「10年後の自分へのメッセージ」を、別の人が撮影して、最後に繋げます。
ワークショップの時間内は撮影だけして、佐藤さんがこの日帰るまでに編集して仕上げました。
みんなめっちゃ楽しそうでしたね。で、編集早い! 授業後の校長室で見せてもらいましたが、素晴らしい出来上がり!
(この記事の末尾に動画あります)
湯藤さんは「三角屋根のおうちの模型を作ろう」というワークショップ。
平面図と立面図を元に、スチレンボードをカッターで切って、ボンドでくっつけて家の模型をつくります。
生徒にはなかなか難しかったようで、完成まではいきませんでした。
特にカッターで厚さのあるボードを切るのに苦労していたようです。
米田さんは「ウェブデザインをしてみよう」で、あるお店のホームページのデザインをアナログで紙に絵と文字で書くもの。
激辛カレーショップ、文房具屋、パン屋 のホームページデザインを各班で仕上げました。
米田さんの会社スタッフ2名も手伝って、各班いい感じの仕上がりになってました。
生徒たちは、実際の米田さんたちの仕事場でのやりとりと同じことをしていたそうですよ。
最後にシェアタイムとして、もう一度全員集まって、ワークショップの振り返りと生徒みんなの夢を聞きました。
弁護士、ゲームクリエイター、システムインテグレーター、考古学者、サッカー・プレミアリーグ、医者、メジャーリーグ、
などなど、夢は一つでなくていいし、どんどん公言して、お互い応援しあって欲しいですね。
大人にも夢を聞いていると、「大人もまだ夢あるんですか?」と驚く生徒も(笑)。ありますよ!(笑)
そして、大人からメッセージを伝えてもらって授業は終了。
生徒たちには、身近にいろんな大人がいることを感じてもらえたかと思います。
みんな夢に向かって突き進めー!
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
あー楽しかった。
<追伸>
ワークショップ以降の写真は上野写真館(池田町)上野 優子さんに撮影協力いただきました。
ありがとうございました!
<動画>スケッチブックリレー:佐藤全俊さん編集(3分30秒)
<動画>授業ダイジェスト映像(3分28秒)
文/谷脇研児