おとなカタログ#14@鴨島第一中学校(2日目)
投稿日: カテゴリー: イベント


こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2018/09/28(金)は鴨島第一中学の後半戦、2年生(1組2組の約60人)にキラキラ大人3人
 ◎「コピーライター」新居 篤志さん(鴨島一中卒)
 ◎「おやつ屋さん」板東 春香さん
 ◎「商品企画・プロデュース」石川 奈美さん(鴨島一中卒)
の授業を受けてもらいました。(2週連続で2クラスずつ開催)
(前回同様、学校側からの「独立している人」または「商品を作って売ることに関わる人」という要望により)
 
 
いつも通りに、私・谷脇から自己紹介や「おとなカタログ」の説明をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
 
 
今回も、コピーライターの新居さんからスタートです。(母校に2週連続!ありがとうございます!)

鴨島一中の思い出は、学校に忍者が来たこと(笑)! 普通のおっさんが石を割ったり、ツッパリを居合いで倒したりしたそうな。
阿波おどりポスターでお馴染みの新居さん、今年は大人の事情で揉めてポスターの依頼も来なかったので、勝手に作りました。
「いとしの二拍子、響け夏!」 (やったことそれ自体も、その結果(内容)もめっちゃかっこいい!)
子供の頃、作文は嫌いだったけど、そのタイトルを考えるのは好きだったそうです。
仕事や打ち込めるものは、それぞれに眠っている性分(好きなこと)を突き詰めていくと、長く楽しくやれることが見つかるのでは と伝えてくれました。
 
 
続いておやつ屋さんの板東さん。

阿波町出身の板東さんは現在、店舗を持たないお菓子屋さん「おやつの店 taberu.」の店主。
(阿波市特産の美~ナスを使ったビーナスロールケーキは、ナスとは思えない驚きの美味しさですよー!)
お菓子作りが好きだった板東さんは、調理師専門学校で料理・デザートなどを学んで、大阪のレストランで働いていました。
でも体調を崩して徳島に戻り、料理の道が閉ざされたと思ったけど、いろんな人との出会いを経てtaberu.を始めることに。
またこの後、学校でお菓子を作って地域で売ろうとしている中学生たちに、そのために必要な知識を丁寧に教えてくれました。
そして、「好きなこと・気になることを大切に」「人との繋がりを大切に」「やり方は1つじゃない」と伝えました。
 
 
3人目は商品企画・プロデュースの石川さん。

石川さんはFacebookでの講師募集の呼びかけに、母校ということでなんと東京から参加してくれたのです! ありがとう!!
鴨島一中では、なんと現在の結城校長先生に当時お世話になっていたそうです。すごい縁。また剣道部でした。
絵を描くことが好きで、大阪のデザイン専門学校で学び、日用品メーカーで5年商品企画を経験し、一生の仕事にしたいと。
語学留学を経て、徳島に戻って木材メーカー(東京オフィス)に勤務し、徳島の良さを伝える商品を企画し続けています。
(徳島県産ヒノキx藍染 スピーカー、しじら織 スピーカー、LED照明(ヒノキ、しじら織)、藍染のテーブル)
私も中学校にときに好きだったことをトコトンやろうと決めたので、みんなも自分の可能性・感性をすごく大事にして欲しい と伝えました。
 
 
次にワークショップ。



新居さんのワークショップは、先週と同じく鴨島の観光資源・コンテンツのキャッチコピーを考えるもの。
前回の反省を活かして、班長に協力してもらって、かなりスムースに進めらましたね。
コピーで大事なことは、「自分がそれをどう思うか」。そこから言葉を出してみて とアドバイス。
「五九郎まつり:眠りから覚めた 夜の商店街」(最優秀賞!)
「桜まつり:春の訪れ 鴨島のダイヤモンド」etc.
 
 



板東さんは、米粉でクッキー作り。
米粉を混ぜて、絞り袋に入れて、絞り出して成型してオーブンへ。
他にも商品を作るための袋詰めとかも体験したようです。
授業後に焼き上がりましたが、とてもおいしかったですね。
 
 



石川さんは、徳島の素材で商品企画しようというワークショップ。
4班で木工、LED、しじら織り、藍染 の商品をワイワイと検討しました。
みんな苦労してましたが、石川さんのヒントになるアイデアもいくつかあったようですよ。
 
 
最後にシェアタイムとして、もう一度全員集まって、ワークショップの振り返りと生徒みんなの夢を聞きました。
 美容師、デザイナー、警察官、ダンサー、看護師、司書、編集者、飼育員、イラストレーター、設計士、パン職人
などなど、みんな夢に向かってどんどん進んで欲しいですね。(夢は口に出すと、応援してくれる人が増えるよ!)
そして、キラキラ大人からメッセージを伝えてもらって授業は終了。

講師のみなさん、本当にありがとうございました!
 
 
<動画>授業ダイジェスト映像(3分11秒)

 
 
文/谷脇研児