おとなカタログ#15@飯尾敷地小学校
投稿日: カテゴリー: イベント


こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2018/10/15(月)は、鴨島町の飯尾敷地小学校6年生にキラキラ大人3人
 ◎「コピーライター」新居 篤志さん(飯尾敷地小卒)
 ◎「建築士・ウェブショップ運営」萩原 千人さん
 ◎「映像クリエイター」川口 泰吾さん
の授業を受けてもらいました。
 
 
今回も、コピーライターの新居さんからスタートです。(中学校2回に加えて3回目!ありがとうございます!)

コピーライターは広告に使うコトバを考える仕事です。CMのセリフもコピーライターが考えます。
企業で宣伝の仕事を10年やって、デザイン事務所で3年学んでから独立して17年間やってます。
阿波おどりのポスターのコピーを例年書いてます。「神の二拍子、街を舞う」「いとしの二拍子、響け夏!」
子供の頃に隣の席の子の作文のタイトルを考えてあげたら、とても喜んで褒めてくれた 思えばそれがキッカケのひとつかも。
みんなも、ちいさな「好き」を大切にしてください。ちょっとでも好きになったことが、将来の仕事に繋がるかも。
 
 
続いて建築士・ウェビショップ運営の萩原さん。

うちの子が2人この学校に通ってて、少年野球のコーチやってるので、見たことあるね。
親が大工だったので建築士に。その後、妻が字がキレイなので、思いつきで代筆するウェブショップを始めたらそちらが大繁盛!
筆耕屋さんウェブショップは、本店・amazon店・楽天店 で命名書などを作成・販売中。
家にいながら世界と仕事できる。スタッフはそれぞれ自宅で働いて、好きな時間に好きなだけ仕事するスタイル。
好きなことをやってみてください。自分の能力って、意外と周りに活かせますよ。毎日楽しんで。
  
 
3人目は映像クリエイターの川口さん。

川口さんは静岡県沼津市出身。小中高とそれぞれサッカー、バスケ、ギターに打ち込むも長続きしなかった。
東京の大学で映画製作に打ち込むも、先生に「映像業界に向いていない」と言われ、「なにくそ」と思ったのが今も原動力。
映像制作会社で10年以上働くも、自分の作品を作れていなかったので、映像クリエイターで独立したくて徳島・神山へ。
3年の準備を経て38才で奥さんと2人で映像制作で独立。
藍染クリエイターのBUAISOUのプロモビデオを作ったのをキッカケに、それを見た人から仕事の依頼が来るように。
きちんとひとつひとつ作っていけば評価してもらえる。先が見えないことがおもしろい。いま、たのしい。
 
 
次にワークショップ。


新居さんのワークショップは、鴨島の名店「鴨の湯」と「ひまわり農産市」のキャッチコピーを考えるもの。
2班に分かれて、それぞれそのお店から思い浮かぶキーワードをどんどん出して、それを絞り込んでコピーに落とし込みました。
A班:鴨の湯「ぬくもり感じる いやしの宿 鴨の湯」
新居さん解説:大人っぽい仕上がり 
B班:ひまわり農産市「親近感 あふれてでてくる ひまわり農産市」
新居さん解説:ポイントは「あふれでてくる」これはプロには出せない小学生ならではの表現
子どもたちは最初は苦労したけど、チームワークよく乗り切って、充実した時間だったようです。
 
 


萩原さんは、ウェブショップ「筆耕屋さん」で実際に売る新商品企画を考えるもの。
命名書の下絵を描く班と、商品名や金額や売り方を決める班の2つに分かれて作業しました。
新商品ということで、極秘事項が多くてあまり教えてもらえませんでした(笑)が、みんな楽しんだようです。
さて、子どもたちが考えた商品は実際に売れたのかしら?(楽天やamazonのショップで販売)
 
 


川口さんは映像の合成を体験するワークショップ。
緑色の布を壁に貼ったところで、児童がコンビでいろんな踊りを踊って、
川口さんが用意した背景動画と合成するもの。
子どもたちは踊るのが恥ずかしかったようですが、合成した映像を見て大ウケでしたね(笑)。
(鳴門の渦潮の上で踊ったり、変はおじさんと踊ったり)
 
 
最後にシェアタイムとして、もう一度全員集まって、ワークショップの振り返りと児童みんなの夢を聞きました。
 サッカー選手、水泳選手、科学者、花屋さん、ケーキ屋さん、ファッションデザイナー、歌手、工業デザイナー
などなど、みんな夢に向かってどんどん進んで欲しいですね。
そして、キラキラ大人からメッセージを伝えてもらって授業は終了。
 
 
子どもたちには身近にいろんな大人がいることを感じてもらえたかと思います。
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
あー楽しかった。
 
 
文/谷脇研児