おとなカタログ#33@脇町中学校2年生
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2020/12/17(木)は前回と同じく美馬市の脇町中学校にて、今度は2年生に近隣のキラキラ大人3人
 ◎宿と教育の人:井上 琢斗 さん:WAKUWAKU HOUSE MATBA(西祖谷山村)
 ◎バリューアップクリエイター:藤田 梢 さん:cul cul(東みよし町)
 ◎ローカルコミュニティープランナー:中川 和也 さん:ナカガワ・アド株式会社(脇町)
が授業をしてくれました。(中川さんは脇町中の卒業生!)

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
そして、宿と教育の人の井上さんからスタート。

井上さんは徳島市出身で現在は脇町に住んで、祖谷のかずら橋の近くのゲストハウス WAKUWAKU HOUSE MATBA の経営や、池田高校の非常勤講師などをしています。
徳島県で一番海外からお客さんが来るのが「かずら橋」!で、コロナの前までは、宿のお客さんの4割が外国人でした。
また資料から、2007年から2016年の10年間で、にし阿波(美馬・三好)への外国人客数が30倍に増えた!この伸び率は日本一!
にし阿波は、世界の人から見て、すごいおもしろい場所なんです。
また、宿の宿泊プランを中学生・高校生・大学生と作ったりもしていて、みんながいいアイデアを出してくれて商品化したものもあるとのことでした。

続いて、バリューアップクリエイターの藤田さん。

藤田さんは、高知県須崎市出身で、14年前に結婚で三好市三野町に来ました。
自分の子育てから「子供にたくさんの経験を」「楽しくないなら楽しくしよう!」と感じて、地域のために活動を始めました。
親子の体験型イベントを開催したり、親子で安心して過ごせる古民家カフェをはじめたり、長期休暇時の子供たちを預かる(&しっかり学ぶ)仕組みを作ったり、チアダンスチームを作ったり、町づくりに取り組むママさん組織を作ったり、一番最近では吉野川ハイウェイオアシスにおしゃれなカフェ「cul cul」をオープンしたり と、いろんなことをしています(これ以外にもたくさん)。
最後に「自分の想いや夢を発信し続けよう」「笑顔を大切に」と伝えました。

3人目は、ローカルコミュニティープランナーの中川さん。

中川さんは脇町で生まれ育ち、おじいちゃんが始めた広告会社の3代目です。
この2年生は少し前に、中川さんの会社を訪問して話も聞いていたので、この日はさらに詳しい話を聞くことになりました。
ナカガワアドという広告会社で、広告&印刷業をメインにやっていますが、それに絡めて、「食と農をデザインする」取り組みや、「野菜で広がるハッピー生活」や、「泊まれる印刷工場」など、多彩な取り組みも進めています。
特に泊まれる印刷工場 「AD LIV」は、誰もが遊びと仕事をミックスして、多様な人々が出会い・語らう場所として大活躍していて、ここを拠点に雨後のタケノコのように、にし阿波地区でいろんなコトが発生してきていますね。

次は3つに分かれてワークショップの時間。
井上さんは2-A教室で、「ローカルクイズかるたで遊ぼう」。

にし阿波の観光名所を書いたカードを置いて、にし阿波観光クイズに、かるた形式で回答カードを取るゲームをしました。
カードが取れたら1ポイント、さらに追加情報が言えたら+1ポイントで、トップは9ポイントでした。(ポイントはお菓子!)
「脇町にお城があった!」「にし阿波の傾斜地農法が世界農業遺産に認定!」などを知って、地元の見直しになったようです。

藤田さんは2-B教室で、「カフェで提供するパフェを考えよう」。

藤田さんのカフェ 「cul cul」 で販売するパフェを考えてもらいました。
にし阿波名物の「鮎まん」をトッピングしたものや、鳴門金時を使ったものなど、この日出た生徒たちのアイデアを元に、藤田さんたちが実際の商品化を進めるとのことですよ。

中川さんはオープンスペースで、「お互いに3ついいところを見つけよう」。

中川さんが作ってきた「ファインド アドリブカード」を使って、自己紹介や自分のいいところを書いて、そのカードをシャッフルして他の人にも書いてもらって、自分のことを知ってもらったり、自分のいいところを発見してもらいました。
生徒たちは、自分では気付かなかった魅力に気付いたようです。
中川さんからは、「まず自分がこうなりたい!と思わないと そうならないよ」と伝えました。

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まり、ワークショップの振り返りを行いました。

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちは、今回も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしら子供たちの気付きになればいいなぁ。

脇町中2年生の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

講師のみなさん、本当にありがとうございました!

あー、今回も楽しかった。
これからもよろしくおねがいします。

文/谷脇研児