おとなカタログ#38@阿南第二中学校
投稿日: カテゴリー: イベント

こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2021/10/01(金)は阿南第二中学校にて、2年生に阿南市のキラキラ大人3人
 ◎漫画家:大東 優也 さん:ヒノマルプロジェクト(桑野町)
 ◎農業女子:野村 祐佳 さん:アントファーム(福井町)
 ◎BMXスクール代表:片岡 えいじ さん:Voyage BMXスクール(加茂谷)
が授業をしてくれました。
大東さんは、ここ阿南二中の卒業生です!
 

まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
まずは、漫画家の大東さんからスタート!(ヒノマルプロジェクト代表の丸山さんがフォロー)。

大東さんは、桑野町の実家でマンガ家として作業していて、最近では地元阿南の「ケーブルテレビあなん」での番組司会など活動の幅を広げてきていますね。
小学校時代の頃から自分も漫画家になろうと決め、高校卒業後に高松の漫画専門学校へ行って、オリジナルの漫画を描き始めます。
徳島に戻り、丸山 貴成さん(隣に座っている:津乃峰出身)と出会って、まずは漫画「HINOMARU」をラジオドラマとしてスタートし、その後に漫画誌「月刊ガォー」を出版。さらには、それをキッカケにテレビ徳島でのアニメ化も実現しました。
大東さんは、「自分は漫画を描きたい!」と丸山さんに話したことから、夢が実現していったそうで、子供たちにも「夢を口に出して!」と伝えました。
  

続いて、農業女子の野村さん。

野村さんは阿南市福井町のハウスで、アスパラガスの栽培をしています。
高知県南国市出身の野村さんは大学から徳島に来てもう20年以上になります。子育てが落ち着いて、自分でも何かしたいと思っていたら、テレビの「満天青空レストラン」を見たことで、農業をやってみようと思い、阿南農協やいろんな人にに相談をして、女性でも作業しやすいアスパラガスを作ることにしました。
屋号は「アントファーム」で、子供が「ありがとう」を「あんとぅ」と言うことから。また、アスパラガスは、すくすく伸びていくイメージで「せいくらべ」と名付けました。
そして、アスパラガスなどの野菜を使ったジェラートのお店「ロルト」を福井町の国道55号線沿いにオープン予定!どんどん夢が実現してます!
子供たちには「自分で見て、行動しよう!」と伝えました。
  

3人目は、BMXスクール代表の片岡さん。

大阪生まれの片岡さんは、14歳のときに近所の公園でBMXを練習していた不良のお兄さんに出会ったことがキッカケで、BMXを始めました。そしてプロになると決めて、6年間死にものぐるいで練習して20歳でプロ昇格!
でも、そこから先のことを考えていなくて行き止まってしまいます。で、世界観を広げようと、直感で大学をやめて海外へ!約6年海外を放浪。ワーキングホリデーの仕組みを使って、現地で働きながら旅をしました。収入はBMXのストリートパフォーマンスで。(オーストラリアでBMXチャンピオンになった!)
29歳で日本に帰国し、旅仲間からの誘いで小笠原諸島・父島に6年住んで、子供の就学のタイミングで、直感で昨年10月に阿南にやってきました。
仕事を探したけどやりたい仕事がなかったので、好きで22年間やってきたBMXを仕事にしてスクールを始めました。
子供たちには「直感とともに生きよう!」と伝えました。
  

次は3つに分かれてワークショップの時間。
大東さんは2-1教室で、「プロのマンガ道具を使って、原稿を完成させよう!」。

漫画を描くためのペン=Gペンを使って、用意された「HINOMARU」漫画原稿を完成させました。
大東さん自身、中学生の頃には、こんなペンを使ったことなかったとのことで、後輩たちにはとてもいい経験になりましたね。
  

野村さんは2-2教室で、「阿南の名物メニューを考えよう!」。

各班で、阿南の新しい名物として、野村さんのお店で売れる新ジェラート商品を考えてもらいました。
色合いを考えて「すだちの皮」を使ったり、クレープで包む代わりに「レタスで包む」など、なかなかおもしろいアイデアが出ていましたね。
  

片岡さんは体育館で、「元全豪チャンピオンとBMX体験♪」。

片岡さんが持ってきてくれたBMXを順に体験しました。
片岡さんの模範演技から、次々と新しい技に挑戦!
失敗しても「挑戦した」こと自体をみんなで称賛して「イェーイ!」と声を掛けて、とてもいい雰囲気でしたね。
  

各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まり、ワークショップの振り返りを行いました。
また、生徒に夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。
  

多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
生徒たちは、今回も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしら子供たちの気付きになればいいなぁ。

阿南二中の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!

 
講師のみなさん、本当にありがとうございました!

 
あー、今回も楽しかった。
これからもよろしくおねがいします。

文/谷脇研児