こんにちは、おとなカタログの谷脇です。
2022/02/22(火)は鷲敷小学校にて、5・6年生に近隣のキラキラ大人3人
◎漫画家:大東 優也 さん:ヒノマルプロジェクト(桑野町)
◎三味線奏者:藍・赤澤 真紀子 さん:和の学び舎(那賀町鷲敷)
◎いちご農家:近田 大介 さん:近田農園(那賀町鷲敷)
が授業をしてくれました。
近田さんは、ここ鷲敷小学校の卒業生です!
まずは、私・谷脇から自己紹介や仕事についての話をしてから、3人に15分ずつ話してもらいました。
そして、 漫画家・大東さんからスタート!
大東さんは、桑野町の実家でマンガ家として作業していて、最近では地元阿南の「ケーブルテレビあなん」での番組司会など活動の幅を広げてきていますね。
小学校時代の頃に漫画に出会い、自分でも漫画を描いて冊子をいっぱい作っていました。漫画家になろうと決め、高校卒業後に高松の漫画専門学校へ行って、オリジナルの漫画を描き始めます。
徳島に戻り、人との出会いから、まずは漫画「HINOMARU」がラジオドラマとしてスタートし、その後に漫画誌「月刊ガォー」を出版。さらには、それをキッカケにテレビ徳島でのアニメ化も実現しました。
大東さんは、「自分は漫画を描きたい!」と出会った人に話したことから、夢が実現していったそうで、子供たちにも「夢を口に出して!」と伝えました。
続いて、 三味線奏者・藍さん( 赤澤 真紀子さん)。
藍さんは、まず最初に三味線の演奏を披露!みんな聞き入りました。
上板町出身の藍さんは4歳からピアノを始め、歌うことや楽器が大好きでした。そして、阿波踊りも好きで毎年演舞場に見に行ってました。
でもその後ピアノで挫折して、大学では法律の勉強をしました。そして、東京でIT企業に就職し、10年間勤めました。そのときに阿波踊り連で女踊りを始めて、三味線にあらためて出会い、のめりこみました。
会社を辞めて芸者さんに!6年間、八王子で毎日「芸」を磨き、6年前に東京から那賀町に移住して、知らない土地で三味線教室をスタート!これまでに教室が順調に軌道に乗ってきています。
人との出会いを大事に、三味線も大事に想い、三味線と共に生きています。(最近では法律の勉強を再び始めて、行政書士の資格も取得! )
子供たちには、「努力は裏切らない」「周囲の人に感謝しよう」と伝えました。
3人目は、 ここの卒業生のいちご農家・近田さん。
まず「近田農園のちかちゃんです!」と挨拶、子供たちクスクスw。近田さんは、ここ鷲敷小学校(5年生の娘さん)で活躍していて、お馴染みですね。
今まさにいちごの最盛期で毎日毎日収穫でヘトヘト。腰のサポーターも付けてます。まず、そのいちごの実物を見て!(みんなに実物を間近で見せた)
鷲敷小・中・那賀高と進み、カメラマンになるために大阪の専門学校で2年間学び、大阪と東京で仕事をして、将来は海外で写真の仕事をしようと、イタリア語も学んでいましたが、お父さんが病気になったので、鷲敷に帰ってきました。
そして子供の頃から大好きだった川遊びがやっぱり楽しくて、家業の農業もやってみたら楽しかった。で、家族も増えて、いま仕事が楽しい!
2年ほど前から情報発信のため「いちご農家ユーチューバー」もやってます。
人生はずっと勉強ばっかし、でも自分の楽しいことの勉強ができる!「好きなことを大事にして、まずは1つ好きなことをやってみよう!」と伝えました。
次は3つに分かれてワークショップの時間。
大東さんは5年生の教室で、「 プロのマンガ道具を使って、原稿を完成させよう!」。
プロの漫画家の道具のGペンを使って、漫画を描いてもらいました。
なかなか難しかったようですが、楽しんで作業してくれました。
藍さんは音楽室で、「 はじめての三味線」。
順番に「♪さくらさくら」の冒頭部分を弾いてもらいました。
また、三味線の歴史や素材についても学んでもらいました。
こちらもかなり難しかったようですが、楽しさも感じてくれたようです。
近田さんは6年生の教室で、「 大切な人にいちごを贈ろう(いちごのパック詰め) 」。
贈る人のことを考えて、ハート型のパックにいちごを詰めてもらいました。
白いいちごの花も使って見栄えよく、相手のことを思いながら丁寧に作業してくれました。
各ワークショップを終えてから、シェアタイムとしてもう一度全員集まり、ワークショップの振り返りを行いました。
また、みんなに夢を書いてもらいました。夢はどんどん語って応援団を増やしていって欲しいですね。
多彩な3人の講義・ワークショップでワイワイ楽しい時間でしたね。
子供たちは、今回も身近にいろんな大人がいることをしっかりと感じてもらえたと思います。
何かしらみんなの気付きになればいいなぁ。
鷲敷小の子供たち、みんな夢に向かって突き進めー!
いつも応援してるでー!
講師のみなさん、本当にありがとうございました!
あー、今回も楽しかった。
これからもよろしくおねがいします。
文/谷脇研児